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ホストに恋

第21章 21


「なぁ、タクヤ」

「ん?」

「一緒いよな」

「ん」

「なんか、そっけないな、」

「これが俺なの」

「なぁなぁ俺のこと好き?」

「あぁ」

「好きって言えよ」

「はずい」

「可愛い」

「うっせ」

ぎゅっと後ろからだきしめる翔太

「タクヤ。大好きだ」

首筋にキスをし熱く熱く吸う…赤いしるしがいくつもついた。

体が熱くなる

「今から家こいよ、アネキが飯作ってる頃だし!な」

一緒に翔太の家に向かう。

「ただいま。」

「お邪魔します」

「あらっ!タクヤくんいらっしゃい。今ご飯作ってるから食べてって!」

拓哉と翔太が顔を見合わせ笑った。

「な?」

翔太が笑った

まるでガキみてぇな 顔。

笑いながら楽しい食事を三人でして、片付けを手伝う拓哉

「タクヤくん」

「はい」

「翔太のことよろしくね。あの子あんなに笑うことなかったから…きっとタクヤくんに会ってからだと思うから」

「はい」

「ありがとう」

「俺も楽しいから」

「良かった。」

お姉さん…涙ぐんでる?

「何話してんだよ!!」

「ないしょ」

拓哉が言うと、後ろから羽交い締めされる…

「やめ…ろ…」

「やめない」

「なぁ…翔太の姉ちゃんめちゃくちゃ優しい人だな」

「だろ」

「ん。お前のこと大切に思ってる」

「まぁ、家族だし…」
「大切にしろよ」

「…あぁ」

翔太が拓哉を自分の部屋に連れて行く

「どした?」


「俺なんだ。」

「ん?」

「アネキの足あんなしたの」

「え…」

「俺…なんだ…」

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