無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「分かった、ごめん。なーがあーんで食べさせてくれたらもうしない。」

またとんでもない提案をする。

「パワハラ･･･」
「聞こえませーん。」
「･･･分かりましたっ！」

箸でざっとつかむとぐいっと突き出した。

「はい！あーんしてくださいませ！」

私はたぶん真っ赤になって、箸をプルプルさせた。

「嘘だよ。」
「！」
「ごめん、なーの作ったものなら何でも食べるよ。」

きゅんっとする。