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5つの小さな恋の唄*続編*

第3章 『秘密』主演*二宮和也*

あれからまた、陽葵は話してくれなくなった。

まるで自分の中で気持ちを整理するかのように。
黙ってしまった。

でも僕はちゃんと待ってるからね?

次の日...

登校すると、机の上に1枚のノートの切れ端があった。

「今夜いつもの場所に来て」

かわいらしい字で書いてあった。
陽葵だってすぐ分かった。

その日の授業中、陽葵は珍しく鼻歌なんか歌っていた。
僕には、君が浮かれていることなんかお見通しなんだよ。
君は気づいてないかもしれないけどねww

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