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君が好き

第2章 話したい事

松「お疲れで~す…って俺、お呼びじゃなかった?」


今の状況、誰が見てもそう思うだろうな。


翔「ねぇ、みんな揃ってるんだから、今日みんなでメシ行かねぇ?最近五人での仕事って少なくなってきてるから、一緒のときくらいは…ね!」

二「リーダーと同じ事…言ってる」



何か不満げなニノ。
たまたま同じ事言っただけなのに。
支度をして、食事に行った。

相変わらずベタベタとくっついてくるニノ。
酒も飲みにくいし、メシも食いにくい。
一方相葉君は、翔君の隣に居るものの、さっきの言葉が効いたのか、ベタベタしてない。

あれっ、翔君?悲しそうな目をしてる。
どうしたのかな…?

俺、ちょっとトイレ。


二「リーダー、早く帰ってね~」


酔っぱらったニノの頭を、ぽんぽんと撫でて
トイレにたった。



松「なぁニノ…あんまりリーダーをこまらせるなよな」

二「リーダーは困っていません。でも俺がいないと誰かにとられちゃうから…離れません」

松「お前、病気的だな」

二「あー!もしかしてJ、やきもち?リーダーを狙ってるんでしょ。そうはさせないですよ…」

松「バカ違うよ。俺は…とにかく束縛したらかわいそうだぞ」

二「・・・はい」


トイレから戻るとなんだかおとなしいにの。
くっついてこない…どうした?
まぁ、ちょっと解放された気分の俺です。

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