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君が好き

第3章 お泊まり

食事も終わり、店を出た。


「翔ちゃん泊まっていい?」「いいよ」


そんな会話が聞こえた。

…相葉君、お泊まりか。まぁ当たり前か…

でもさっきの悲しい目は、何だったんだろう。
俺の気のせいかな?
まぁ、翔君には相葉君がいるから、俺が心配しても仕方ないね。


二「ねぇ、リーダー…」

大「何?」

二「俺も…今日泊まりに行っていい?」

大「お前明日仕事だろ?ダメじゃん」

二「大丈夫です。お迎えはちょっと遅めだから、それまでに帰ればいいから」


俺は大丈夫じゃない!
泊まる事は避けてきたのに…。
二人の会話、ニノも聞こえたんだな。


大「間に合わないといけないし…」

二「大丈夫です。それとも、俺が泊まりに行っていけない理由でもあるんですか?」

大「いや…そういう訳じゃないけど…」

二「じゃあ決まり。リーダーの家に帰ろう」


自分の家に帰るのが、こんなに憂うつになるなんて…






二「リーダー、もう少し飲みません?」

大「あぁ、いいよ」


そう言って、冷蔵庫からビールを出してきた。
一本空けるとニノは、シャワーを浴びに行った。
大きく溜め息をつくと、携帯がなった。



…えっ…翔君?

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