この前、人を拾いました
第104章 ⑩—4 新婚さんはもう倦怠期?
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ぽっかーーーーん
漫画なら、そんな効果音が大きく今私の頭の上に描かれているだろう。
「『私、とんでもない人と結婚したかも……』」
「えっ……」
「そう思ってますよね?」
「そっ、そりゃあ…!」
若村さんが、呆れた顔をしている。
結婚しているのに、初めてレイの実家に来ているのも変な話だけど…
お義父さん……つまり西園寺財閥の代表と会うのはいつも外だったから。
だから、こんな夫婦の危機って時になって初めて招待されてこの大きなお屋敷の門の前にいるという訳だ。
ぽっかーーーーん
漫画なら、そんな効果音が大きく今私の頭の上に描かれているだろう。
「『私、とんでもない人と結婚したかも……』」
「えっ……」
「そう思ってますよね?」
「そっ、そりゃあ…!」
若村さんが、呆れた顔をしている。
結婚しているのに、初めてレイの実家に来ているのも変な話だけど…
お義父さん……つまり西園寺財閥の代表と会うのはいつも外だったから。
だから、こんな夫婦の危機って時になって初めて招待されてこの大きなお屋敷の門の前にいるという訳だ。