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この前、人を拾いました

第14章 ②―1 彼が変わることはありません

そのコールに出ようと、画面にタッチし、耳に当てようとしたその瞬間、




「お腹がペコペコペコペコちゃんだぁああああああ」



とものすごいボリュームの声がケータイから響きだし、通りを歩く人が一斉に私を見る。



は、恥ずかしい…

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