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この前、人を拾いました

第14章 ②―1 彼が変わることはありません

「ちょっ、レイ!うるさいよ!」


私は周りの人にすみませんと軽く会釈しながら慌ててそう言った。



「ゆきちゃん、僕はそろそろ餓死するぞ!」


いつも通り
私の言葉全くの無視です。


「わかったから!今会社出たばっかりなの!ちょっと待ってて。」


私がそういうと


「待てないぞ!」


とレイがきっぱりといった…

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