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この前、人を拾いました

第65章 ⑥―7 26th Birthday

「ふふ……ふ、ふははははははは」



堪えきれなくなった私は、お腹がよじれそうになるまで笑った。



「どうした、めいちゃん!!!!!」


叫ぶレイが面白くて
私は笑いが止まらなかった。



視界に入る真っ白いレイは、生クリームまみれでよく分からないが少し不服そうな顔をしたあと、
何か思い付いたような顔をしてニヤリと笑った。



ギクッ



その意味ありげな笑みに私は笑うのをやめて、食べ物を出そうと冷蔵庫に向かった。



「まてぇえ!!!!」




「ぎゃぁっ!」



レイは、すばやく行こうとした私の腕を力強く掴んだかと思うと、勢いよく自分の方へ引っ張った。



「いたいっ!脱臼するっ!」



「うるさぁあいっ!!

食べてみろと言ってるだろ!」

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