この前、人を拾いました
第87章 ⑧ー7 結婚のテーマ!?
数時間後…
「あっ…やっ…もうダメっ…壊れちゃっ…」
「みきちゃんっ…大好きダ…っ、愛してるっ…」
意識が朦朧とする中、レイが何度も同じ言葉を言っていた。
あー…
私、この人と結婚して本当に大丈夫なんだろうか…。
流されまくった結果、今こうなってるわけで…。
「もう無理っ…またイっちゃう…っ」
「いいよっ…イって」
今更だけど、この人の絶倫ぶりには本当に脱帽…。
こっちは本気で身体が痙攣して止まらないっていうのにっ……
「あっ…あぁあっ…」
「みきちゃん……っ」
身体をそらしながら、ゆっくりと目を閉じると、レイは私の身体を支えて優しく唇を塞いだ。
「はぁっ…こっ…これ以上はもうっ…無理っ…」
まだ繋がったまま、レイは探るようにゆっくりと腰を動かす。
「まだダメっ…」
「でもっ…もう死んじゃうっ…」
レイから与えられる愛が身体一杯に満ちているこの感覚。
これ以上愛されたら、私は一体どうなっちゃうんだろ……
「みきちゃん…っ、愛してるって言ってよっ…」
「えっ…?」
「僕のこと、愛してるってっ…」
ちょっとだけ、弱気な感じでそう呟いたレイに、また胸がキュンキュンと疼いた。
「みきちゃんは…僕の誕生日の時に、言ってくれた以来、僕に愛してるって言ってくれてないっ…!」
…………そっ、そうなのっ!?
「あっ…やっ…っっ」