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この前、人を拾いました

第103章 ⑩—3 二人の未来予想図?



「っ……えっ…ちょっ…」



私の身体をまさぐろうとしていた手が止まったと思いきや、レイは聞こえませんでした、とばかりに再び私の服を脱がそうとするから、私は目を見開いた。



「知らない」


「え」


「生理なんて知らないし、聞こえなかったっ!!!」


「えっ……いやいや、ちょっ…ちょっと!!!!」


「いだっ!!!!!!」



パシ———ンという大きな音が鳴り響く。


爽快。


ホント、何言ってんだ、こいつ。


ただでさえ大変な女の子の日だっていうのに。

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