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エンドレス

第17章 薫 ー 暗黒の中の光 ー

シャワーを浴びた後、二人ともブラとパンティだけ身に付け、枕を背中に当てた状態でベッドの上で並んで座っている。

沈黙が、つらい・・・

薫が、ゆっくりと話をはじめた。

「・・あのね・・・私、くみネェ以外にもう1人だけ・・女の人と・・・した事があるの・・・」

久美は黙って聞く。

「紗耶香さんっていうの・・・くみネェより四つ年上で、3年前の春に知り合って・・ていうか、最初はお客様だったの・・・」

久美と薫の空白の8年間・・・
薫が、あまり話そうとしないから、無理に聞かなかった失踪していた間の話・・・
久美は黙って聞く事にした。

薫が間をおいて話を続けた・・・

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