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エンドレス

第33章 ラストナイト2

久美が交差させていた股関をゆっくり外し、薫の脇へと身体を滑り込ませる。

顔を見合せ、快感を確かめ合う。

「くみネェとずっとこうしていたいな・・」

「・・・うん・・」

「・・・ねえ・・」

「ん?」

薫が久美の頬にそっと手を添えて、何か言おうとして言葉をのみ込む。

「なあに?・・」

「・・何でもない!・・」

ごまかすように顔を近づけ久美の唇に吸い付いた。

「・・んっ・・んむっ・・ねえなあに?・・んんっ・・」

久美の問いかけを拒むようにキスをして唇をふさぎ、左手を乳房に這わせる。
親指と人差し指で乳首を摘まんでこねる。

「んっ・・ああん・・」

また久美が感じ始めた。

「ねえ・・またしよう?・・」

薫が久美の返事も聞かずに、首すじに舌を這わせて愛撫をし始めた。

「あんっ・・もうエッチなんだから・・ああん・・」

久美の乳首をいじりながら、久美の身体に唇と舌を這わせて愛撫していく。

「今夜は寝かさないから・・・」

薫が久美の身体に覆い被さり、乳房を口にふくんで乳首を舐め回した。

「あああぁ・・」

女同士のセックスは終わらない。
汗まみれになって、セックスしていく。
乳首同士を擦り合い、シックスナインの体勢でオマ○コを舐め合い、指と舌だけで何度も絶頂を与え合った。

素敵な夜。

誰にも邪魔されず、こころゆくまで互いの身体を貪り、堪能していく。
何度も・・・
何度も・・・

「あああぁ!逝くぅ!ああああああ・・・」

もう何度目の同時絶頂を迎えたのだろうか。
窓の外が、うっすらと明るくなってきている事に気付いた。

一時の同棲生活のラストナイトは、こうして幕を閉じた。

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