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エンドレス

第12章 いたずらっ子

久美の夫が出張の間の薫との生活は、8年の時間を埋めるように昼夜を問わず肌を交えている。

すでに火曜日。
さすがに少し寝不足気味。

先週の木曜日に街中で薫と偶然再会し、金曜日に8年ぶりに肌を交え、早5日目・・・

久美が絶頂を迎えた回数は、3年分の夫とのセックス回数をとっくに超えてしまった。

今日は天気が良いので、早目に洗濯を片付けた。
ここ数日シーツを毎日数枚洗う・・・女性用下着もふたり分を数枚ずつ・・・近所に変と思われないか少しドキドキしてる。

ピンポ~ン♪

玄関のチャイムが鳴った。・・・午前中から誰?

薫宛の通販の宅配だった。
薫宛?

「来たぁ~♪」

さほど大きくない箱。薫が抱えて小走りにリビングに運んだところから見て、重さもそれほど重くないようだ。

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