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高校1年生

第3章 3





私は先生に泣きながら抱きついた。


「おっ、どうした、どうした」



「うぅ…ヒック、テストで…クラス最下位で、それでックいじめられて…」



「…そうか。それは大変だったな。泣きたかったら泣いていいぞ。思う存分泣け。」



「うぅー…」




私は泣いた。先生の胸の中で。

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