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高校1年生

第28章 28






「…」



今、私と拓也さんはファミレスにいる。

何故か拓也さんはしゃべらない。あんなにしゃべる人なのに。




私は我慢ができず、沈黙を破った。


「あの…拓也さん。」

「ん??」


拓也さんと目が合った。



「何か話あったんじゃないんですか??」

「いや、無いんだー。今考え中ー。」

「そうですか。」



この人は話しが無いのに話そうと言ったのか。



「と、いうのは嘘でー。ちゃんとあるよ。」



急に拓也さんが真剣になった。

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