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跨いでいった男たち

第28章 必然×偶然=運命?

里奈ちゃんとは喫茶店を探しながら話をしていたら、あっという間に夕方で、里奈ちゃんは俺を、あの時の公園に連れて来た。

笹木『里奈ちゃん?ここって』

里奈「ここで聞いてほしいの。」

里奈ちゃんは俺に缶コーヒーを渡すと、俺たちがした公園のベンチへ腰掛けた。

夕暮れ時の公園には缶を開ける音が里奈ちゃんの心を押すようにスタートの合図を出した。

私、あの日笹木さんを利用したの。

私は彼から逃げたくて、笹木さんに出会うちょっと前に彼に出会った。
最初はクールなのに優しくて、うっかり彼のドライブについて行って。
気がついたら、拘束されて虐められて。。

笹木『それってレイプじゃないか!』

最初は恐かったのに
笹木さんと出会った日、その彼から鬼電が。。
帰りたくなくて、笹木さんに身を預けてしまった。ごめんなさい

彼は猟奇的な調教セックスは私を溺れさせ。
でも、それは彼の仮の姿だった。。。
仮面を外した彼は私に沢山の愛情を私にくれた。けど彼は亡くなってしまった。

笹木さんを利用したのをとても後悔したの。

だから謝りたかった。

笹木『謝らないでくれよ。参ったなぁ。俺は純粋に里奈ちゃんを欲しかったんだ。今も凄く欲しい。俺じゃだめかな。。』
笹木は思わず口走っていた。

里奈はえっとなったが、笹木の想いを利用した自分も悪いから戸惑いを隠せずにいた。

笹木『あっ、ごめんね、俺、、、、。』

里奈は複雑な思いだった・・。
笹木さんの大人なえっち
瞬の優しいえっち

えっちで比べるもんじゃないだろうけど、二人とも里奈を想ってくれている・・。

里奈「少し、考えてもいいかな。」

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