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跨いでいった男たち

第37章 天使が微笑む頃

笹木『里奈ちゃんは最愛の人の弟にレイプされたってことですか?そんな・・・・』

春日『わからないけど、ただその弟の方を里奈ちゃんは愛してはいなかった・・なんでかわかる?彼女薬指に彼がプロポーズにくれた指輪をはめて薬を飲んだから』

笹木『ポタポタポタポタ涙』

春日『笹木君、これは実証されてるわけじゃないから、許せないけど憎しみに変えないで、里奈ちゃんへの愛へ変えてほしいと思ってる。』

笹木『どうしていいか今はわかりません。ただ、もしも里奈ちゃんの前にあらわれたら、俺はなにをするかわからない・・』

春日『どうして、そこまで里奈ちゃんを・・・』

笹木『わからないんです、おかしいですよね、俺たち付き合ってるわけでもないし、話したのなんて1・2回なんです、でも、彼女の笑顔に今までの女性の偽りな感じがしないんです。』

春日『それは同感!なんだろうね、これって僕にもわからないや・・・クスクス』

春日『僕たちには彼女たちは天使なんだね。早く二人が微笑み合う姿を見たいよ。』

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