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跨いでいった男たち

第38章 溺れる魚


咲はシャワーを浴びながら、なぜなんだろう、あの人どうしちゃったんだろうと考えながら湯船につかる


ふぅ~~~

瞬。。。

ご主人様の名前

瞬。。。

ふぅ~~~

変な感じ

なんだろ。。

私は咲

ふぅ~~~

誰なんだ




気づくと知らぬ間に涙が流れた

咲はバスルームを出ると

瞬が用意してくれた下着・服を着る。

とても上品なブラウスにスカート
それを着ると鏡の前に立ち整えた。

なんか気持ち悪い
私は裸があってるのに・・
こんなの私じゃないのに。

ご主人様の命令だから
仕方ないか。。。ふぅ~

咲は瞬のもとへ出た・・・

咲「着替えました。ご主人さま。」

瞬『あ・あぁ・・僕は瞬だ』

咲「申し訳ありませんでした。瞬様。瞬様、お願いがあります」

瞬『なんだよ』

咲「服を脱いでもよろしいですか?なんだか気持ち悪いんです」

瞬『咲、服を着るのが普通なんだ・・わかる?』

咲「わかりません」

瞬『咲、これは命令だ。』

咲「わかりました。」

と瞬に近づくと、瞬のズボンに手をかける

瞬『なにをするんだ!!!』

パシッ

咲「え、咲は服を脱げませんから、瞬様を気持ちよくさせることしか出来ないので・・」

瞬『咲・・・』

瞬は咲を立たせると抱きしめた

咲はその手を振りほどくど、床に伏せ大泣きした。

わからない

わからない

わからない

ううううううううう

うわぁああああん




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