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跨いでいった男たち

第39章 眩暈

春日は市会議員選が迫っていた。
山本先生がいるので勝つことは容易だけど、その時期にゆいを寂しくさせてしまうんじゃないか。。

ゆいとの関係が壊れてしまうんじゃないかと春日は不安だった。
戸籍という鎖でしばってしまえば
例え壊れても修復できるんじゃないかと、葛藤をしていた。


ゆいの純粋な気持ちが僕の仕事で汚れてしまうのも恐れ、別れも考えた。。。
でも・・・抱きしめるたびに僕の気持ちは揺らぐ

ゆいが愛しすぎてうっかりプロポーズしちゃっし
僕ってなんてムードがないんだろう!

指輪を用意して。。夜景の見えるホテルでーって思ってたのに!

はぁ~~~~

山本先生には反対をされている・・。

ゆいの家庭環境を考えてやれと言われた、形だけでも見合いをしてそれなりの女を貰えと。
ゆいはそのまま付き合ったっていいじゃないかと・・。

ひでぇ話だよな。。

どっちも幸せにするなと言ってるようなもんだ。。

どうしたらいいんだ・・・。

ゆい以外の女を抱くなんてありえないよ。。

石橋 潤の愛って相当だったんだな・・・

よし!

僕は愛を貫く!!!

そうと決まれば改めて指輪だ!

うんうん そうしよう

ゆい姫にぴったりなやつだー!!

よーーーし頑張るぞぅ♪



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