テキストサイズ

跨いでいった男たち

第5章 政治家の秘書

ゆいは思った、厳しい世界にいる人たちって本当は孤独と戦ってて・・寂しいんだろうな・・。
そんなことを思ってたら春日の掌に自分の掌を絡めた。

春日は一瞬ドキっとするが言葉に出さないゆいの優しさが掌に伝わり、なんとも優しい温もりが春日に伝わった。。

ゆい「わたしもその辺にいるただの女の子なんです、春日さんに好意を持っていただいて嬉しく思います。でも、ゆいは今の総理大臣の名前すらもわからないし、春日さんには政治家の夢があります、これから出世していい男になってくださいね♪ゆい応援してる。フレーフレー♪って」

春日『ゆいちゃん・・・キスしていい?あっ嘘嘘、冗談~』

チュッ

春日『え?』

ゆいは春日のほっぺたに軽くキスをした

ゆい「ゆいはまだ19歳だから、これはゆいの1票です♪」

春日は思った、この子を傷つけなくて良かった、ゆい本気になりそうだ。。ぶっちゃけ抱きてーと思ったけどまだまだ先はあるしな・・。フフフっと不純な考えの春日であった。

後日談としては春日は市会議員から県会議員になり次は国会の中枢にむかって突っ走っていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ