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跨いでいった男たち

第6章 チャット

ゆいは休日またも満喫に来ていた。
今日は前々から利用していたチャットを開いた。お店の待機中とか暇なんだよねぇ~。携帯よりPCの方が見やすくて打ちやすい♪

んー今日は人が少ないな。。平日だからかな~、みーちゃんとかちえとかINしないのかなー。みーちゃんとちえはここのチャットで知り合った自称タメの女の子たちだ、会話は面白くゆいはいつもこの三人で盛り上がっており、そこには誰も入れずタンタンと画面が流れていくはずだったが・・・。

ゆい コジ せぶん 盆 直樹

んー知らないなー様子をみよう。

ん?なんだろこの画面右端に出てるスクリーンってポチッ

なんも変わらないなーと思った瞬間

直樹:こんにちはヽ(*´∀`)ノゆい

ん?あれ?チャットの全体は下に見えてるのにその上から話せてる・・。とりあえずこの不思議を聞いてみるかな。

ゆい:こんにちは♪直樹

直樹:ゆいと話せた♪いつも話早いから俺ついていけなくて・・・。

ゆい:ねぇねぇ直樹、なんでうちらチャットの上から話せてるのこんな機能あった?新しい機能?

直樹:ゆい、知らないの?( ゚Д゚)PCしか使えない機能でPC同士なら
スクリーン使えるんだよ~

直樹:ゆいがスクリーン押したから、俺がINしたってとこかな?

ゆい:へぇ~便利なんだね。

直樹:下のチャットの事を俺たちは下界って言ってて下界のチャットに突っ込みを入れつつ天界で楽しんでるわけヽ(*´∀`)ノ

ゆい:えー悪趣味!笑 てことはこの会話は下のチャットの人は見えてないの?

直樹:見えてないよ(ΦωΦ)フフフ…

ゆい:んーずるい機能だなー

直樹:さらにスクリーンには機能があってゆいから見てスクリーンの隣にブロックってあるでしょそれは・・・

ゆい:押しちゃった(ノ∀`)

直樹:押しちゃったのかよ爆笑

ゆい:んでブロックって何?

直樹:ブロックはスクリーン押した人が出来る機能でブロックするとそのスクリーンには他にINできない仕組み♪

ゆい:だから?

直樹:ゆい、天然って言われるでしょ?今、このスクリーンにはゆいがブロック押したから俺ら二人しかINしてないしIN出来ないってこと♪

ゆい:ああああああ!そうゆうことか、てことは今は直樹と二人だけってことね♪OK~理解した!

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