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跨いでいった男たち

第6章 チャット

あれから毎日直樹から電話がくるようになった。

直樹はインディーズバンド好き。彼女いない歴半年。N○Cのシステムエンジニアで毎日帰りが遅く、時には徹夜もあるということ・・・。

直樹『ゆい、そろそろ俺たち、会ってみないか?』

ゆい「えっ?!今でも充分凄く直樹と話してて楽しいよ?」

直樹『そっかーw残念♪じゃぁさ、写メ交換しようよ~』

ゆい「えええええええええええええ、やだやだやだw私、不細工だしw自分撮りとかしたことないしw」

直樹『じゃぁ、俺だけ送るよ・・チェッ ゆいはさ俺に興味モテないわけ?』

ゆい「そんなんじゃないよ~。興味より先に直樹と今の関係が楽しいから壊したくないだけだょ。。ショボン」

直樹『う・・あんま可愛いこと言うなよなー変な気分になっちゃうよ・・・ブツブツブツ』

ゆい「なにが?」

直樹『なんでもねーし!!!怒


ゆい「なんか恐いよ。。今日の直樹・・・。」

直樹『・・・・・・』

気まずい空気になっちゃった。なんか私、悪い事言ったのかなぁ・・・

ゆい「あれ?なんかメール着てるみたい。おーーーい直樹ぃ聞いてる?」

直樹『ごめん、怒鳴って・・今日は切るわー頭冷やすし・・・』

ゆい「うん、わかった♪でも私は平気だから元気になったら電話してね♪待ってるから」

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