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跨いでいった男たち

第8章 スカウトマン

ゆいは勝手に仁の家のシャワーをかり、浴びてタオルを巻きバスルームからリビングへと出ると。
キッチンからコーヒーの香りがした。

仁『お、おはよ!照』

仁『そして、ごめんな。酷いことして。。。』

ゆい「ありえないから・・・怒」

ゆい「でも、仁君で良かった。あの時、私、殺されちゃうのかなって・・・ニコッ」

仁『ゆいって・・TVの見すぎでしょ?笑』

仁『まぁ・・そんなトコが可愛いけど・・照』

ゆい「///////////」

ゆい「てゆうか、そんなトコとか言うけど、私たち昨日会ったばっかりでしょ!怒」

仁『違うんだ!!!怒鳴』

ゆい ??????

仁『俺、美容室から度々出てくる女の子をスカウトしようと待ってたんだ。その子は割とドジで何もないとこでコケたり、でもいつか前を見ないで走ってきた子供がその女の子とぶつかったんだ。転んだ子供をその子は子供の膝の傷を見て迷わずスーツの袖で拭いたんだ。』

ゆい「あ、あれはハンカチを出すのが面倒で決して・・・」

仁『ゆいはさ、自分がよくわかってないよね。。。』

仁『俺はわかるよ。。見てたから照』

仁『昨日声かけたのは・・どんな子なんだろって話したいなって、あんな行動しちゃったけど、本当は内心ドキドキしてて・・・すまない』

仁はゆいを抱きしめたと同時にタオルがパサッと落ちた。

仁は止められなかった。。ゆいをお姫様抱っこするとベットに連れていった・・・。

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