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跨いでいった男たち

第9章 成人式

先生の成人の祝辞の挨拶中、ゆいは先生の壇上の下の1番前の席に座り、先生を困らせてたが。式典もスムーズに終わり。そんな先生も終わると俺に『ゆいちゃん、着物似合うんだね~やっぱり知ってる女の子が一番可愛く見えるな春日』とステージ袖で笑いながらさっていった。。。

いや俺にはゆいしか見えてないから、周りはキノコがいっぱい並んでるとしか見えないけどな~。

先生を送り、ゆいを待つ間、一旦自宅へ戻り仮眠をとった・・・。

   PM5:15

ゆいからの着信があった。

やべ、俺爆睡かよ。。。

春日『あっゆい?ごめん、俺寝ちゃって』

春日『了解、駅ね~すぐ行くよ』

ゆい「もう~春日さんたらぁ~ゆい、超待っちゃった。」

ゆい「ゆっこが居てくれてよかった~ゆっこありがとうね♪付き合ってくれて、夜同窓会でしょ?あまり呑みすぎちゃだめだよぉ~」

ゆっこはゆいの幼なじみだ。この子かぁ~ゆいとは正反対のタイプだな、おとなしくて地味・・。

ゆっこ『ううん、久しぶりにゆいに会えて嬉しかったよ。誰?このイケメン。彼氏?』

あっ気づいてくれた、ごめんも言えずに俺、ずっと立ちん坊。

ゆい『違う違う。そんなんじゃない、しいて言えばお兄ちゃんかな?笑』

うッ 今 俺の心臓一瞬切り裂かれたよね?

カチーーーーーーン

春日『春日です。○┓ペコリ』
とゆっこちゃんの手を握って握手した。
俺は今モーレツに切れているがここは大人に対応しないと。

春日『ゆい、行こうか?』

ゆい「ゆっこ、待たね~連絡するね♪」

俺はゆいの手と掴むと足早に車へ向かった。

ゆい「春日さん~手ちょっと痛いよぉ~」

春日『あっごめんごめん なんか・・』









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