跨いでいった男たち
第9章 成人式
マリーナではお客がゆいの晴着姿を観ようと満席に近く、俺はカウンターでゆっくり呑んでいた。
ゆいが気を遣って度々俺の様子を見に来る。
ゆい「かすがぁさ~ん、ごめんねぇ~ウーウー」
ゆい「お客さんがお祝いだからって皆お酒注いでくるのぉ~ゆい堂々と呑んだの初めてだから、酔っ払ってきちゃった♪」
終始ご機嫌なゆい。顔は赤く、着物の襟首に間に祝儀袋を覗かせていた。そりゃそうだな今までコッソリ勝手に呑ませてた親父たちは堂々と呑ませられ、そして堂々と口説きまくれるもんな二十歳かぅ。ゆいも大人になってくんだな・・汚れを知らない子が汚されていくのかな。。変わらないでいてほしいな。。。。ゆい
マリーナの№1の里奈が俺の隣に座った。
里奈「春日さん、目が恐いですよ~ゆいちゃん人気者でヤキモチ焼いてるんでしょ笑」
里奈「今日だけはゆいに№1を譲らなきゃね♪あの子って憎めないよねぇ~不思議。。あんなに人気あるのに絶対うちらを裏切らない。あわよくば他人の客 寝とる女もいるのにさー」
里奈「いつかね、ゆい、古株の女のヘルプについて、いぢわるで酒をグラスにドボドボって注がれて、呑みなって・・」
里奈「あたしさ、それ見て、ちょっとだけいい気味って思っちゃって、ほっといたら、そのグラス持って一気に飲み干したんだよ。」
里奈「その女も客もあっけにとられてさ、あたしもビックリしちゃって慌ててゆいをお手洗い行かせて、吐かせたんだ・・。」
里奈「そしたら、ゆい、なんて言ったと思う?」
里奈「笑いながら、これで○○さんのボトル空きますね♪って」
里奈「うちはさ、キャバじゃないからボトル空けてもなんの得にもならないのに・・。古株の女の客ケチが多いから、いつもボトル空けずにギリギリで帰るんだよね。」
里奈「古株が毎回毎回ママに注意されてたの聞いてたんだね。。」
里奈「あの子はさ、天然なんだかわかんないんだけど、あの子の周りには温かい空気つうのかな・・流れてるっていうか・・・。」
里奈「あっ、なんかどっちが呑みに来てるんだかわかんないよね、春日さんごめんなさい。語っちゃって・・ゆいに内緒ね♪」
春日は里奈の話しを黙って聞いていた。。
ゆいが気を遣って度々俺の様子を見に来る。
ゆい「かすがぁさ~ん、ごめんねぇ~ウーウー」
ゆい「お客さんがお祝いだからって皆お酒注いでくるのぉ~ゆい堂々と呑んだの初めてだから、酔っ払ってきちゃった♪」
終始ご機嫌なゆい。顔は赤く、着物の襟首に間に祝儀袋を覗かせていた。そりゃそうだな今までコッソリ勝手に呑ませてた親父たちは堂々と呑ませられ、そして堂々と口説きまくれるもんな二十歳かぅ。ゆいも大人になってくんだな・・汚れを知らない子が汚されていくのかな。。変わらないでいてほしいな。。。。ゆい
マリーナの№1の里奈が俺の隣に座った。
里奈「春日さん、目が恐いですよ~ゆいちゃん人気者でヤキモチ焼いてるんでしょ笑」
里奈「今日だけはゆいに№1を譲らなきゃね♪あの子って憎めないよねぇ~不思議。。あんなに人気あるのに絶対うちらを裏切らない。あわよくば他人の客 寝とる女もいるのにさー」
里奈「いつかね、ゆい、古株の女のヘルプについて、いぢわるで酒をグラスにドボドボって注がれて、呑みなって・・」
里奈「あたしさ、それ見て、ちょっとだけいい気味って思っちゃって、ほっといたら、そのグラス持って一気に飲み干したんだよ。」
里奈「その女も客もあっけにとられてさ、あたしもビックリしちゃって慌ててゆいをお手洗い行かせて、吐かせたんだ・・。」
里奈「そしたら、ゆい、なんて言ったと思う?」
里奈「笑いながら、これで○○さんのボトル空きますね♪って」
里奈「うちはさ、キャバじゃないからボトル空けてもなんの得にもならないのに・・。古株の女の客ケチが多いから、いつもボトル空けずにギリギリで帰るんだよね。」
里奈「古株が毎回毎回ママに注意されてたの聞いてたんだね。。」
里奈「あの子はさ、天然なんだかわかんないんだけど、あの子の周りには温かい空気つうのかな・・流れてるっていうか・・・。」
里奈「あっ、なんかどっちが呑みに来てるんだかわかんないよね、春日さんごめんなさい。語っちゃって・・ゆいに内緒ね♪」
春日は里奈の話しを黙って聞いていた。。