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跨いでいった男たち

第9章 成人式

春日『ゆい、大丈夫?』

ゆい「大丈夫じゃないょ・・・ゥツプ ハァ~ 一生分のお酒呑んだ!ガンガンシルゥー」

ゆいは春日の肩にもたれ掛かるとぐったりしていて、顔の熱気が春日にも伝わるほど呑んでいた。。

春日『ゆい?ゆい?』

ゆい「ハァハァースゥスゥZZZZZ」

春日『困ったなぅ。。。マリーナからだと俺のマンションの方が近いんだよな。それに俺も呑んでるし・・。』

春日『運転手さん 元町の○○マンションまで行ってください』

春日は自宅のマンションへとゆいを運んだ。

ジャケットを脱ぎ、ネクタイを緩め、ゆいを担ぐと、寝室のベットに寝せた。着物を纏っているゆいは重くひと仕事したあとみたいで春日は汗をかき、バスルームへ向かい、シャワーを浴びて、タオルを巻いて出てきた。。

ふと、寝室のゆいを見ると、なんと着物をグチャグチャに脱いでいた。。

え?!!!

春日はため息をつくと帯を拾い、着物を拾い、足袋を拾いとかんざしも変なところに落ちてるし、暴れながら脱いだんだな・・。

クスクスクスクス笑

うーん うーん と唸り声をしながらゆいは髪をグシャグシャ手でほぐすとポイポイっと止めてあったピン止めを投げ捨てた。

あーあ、髪の毛が抜けちゃうよ。まったく、と春日はゆいの髪に触れ撫でながらほぐしていった・・
ゆいの髪からはほのかに香るシャンプーの匂いとタバコの匂いが混ざって春日の男の部分が誘い込まれていた。。

ゆい・・ゆい・・愛おしい。
春日はゆいの髪の毛を撫でていた・・。ゆいのおっぱいは薄手の着物の下着から膨らみとその頂上にはうっすら勃っている乳首が見えている。俺って度胸ないよな、どうぞと言わんばかりに女がベットに着物の肌着1枚で寝てるのに。

ゆいはうっすら目を開けたと思ったら

ゆい「かすがさぁぁぁ~んゆい酔っぱらっちゃったぁよぉ~」と
両腕を俺の首に巻きつけ俺を引っ張った。

グイッ

ゆいの顔が目の前にあり、ぷっくらした唇は半開きでハァハァ ウーっと
息を切らしていた。
俺もうだめだ・・・プチンっとなにかか春日の中で弾けた。

春日はゆっくりとゆいの唇に自分の唇を重ねた。苦いお酒の味が俺の唾液と混ざって、ゆいの唇、舌を絡めていく・・。



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