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跨いでいった男たち

第11章 ムチな男

男の子『自己紹介しないとね♪僕は石橋 潤 お姉さんは?』

里奈「里奈。石橋・・・潤・・。どっかで見たことあるな・・この名前」

潤 『なにやら考え事?もしかしてバレちゃった?』

里奈「えええええええええええ!」

里奈「あの。。。石橋潤だ。。若いのに先行馬に乗るのが上手い騎手だ。」

潤『バレますよね♪お姉さん競馬好きそうだし、女の子一人で内馬場で見るなんてマニアすぎるもん』

里奈「競馬大好きだよ。潤君には申し訳ないんだけどほとんどお金は掛けてないの・・」

潤『へぇ~もっとギャンブル大好きって感じに見えるのに』

え、この子 私の外見そうゆう風に見てるんだ。普通の子かな。

里奈「競馬ってさギャンブルだけど、騎手と競走馬の信頼関係が強いっていうかさ・・。どんなにその馬の能力が良くても悪くても、馬のせいにしないでしょ。」

潤『里奈って案外真面目な女だねw』

潤『そうだね、勝てなかった時は馬に申し訳ないって思うし、勝てたときは一緒にがんばれたって思うよ』

潤『あっ馬主さんとかみんなにだけどね♪』

潤『野次とかさ、凄い聞こえるんだよねぇ~レース終わったあととかw』

潤『ちょっとドライブしない?僕の息抜きに付き合ってよ。これも何かの縁だし。。あっファスナー開けぴろげの縁だね爆笑』

里奈「んもーなんだよその縁。笑大体が失礼な奴だなぁ~潤ってあははは。」

里奈は内心、外見を褒められたりしたらすぐにでも車を降りようと思った。所詮こいつも・・って思ってたから。

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