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跨いでいった男たち

第15章 ムチな男 Ⅲ

潤はいつも無視する里奈のメールの返信に驚きが隠せない。

メールを開くとその言葉に持つ手が震えて、携帯がポロッと手の平から落ちた。

潤は里奈の助けてはどうゆうことなのかhotelの部屋の中をウロウロする・・。

僕から逃げたい?

そーゆーことなのか?

連絡する?しない?しようか?

頭が混乱する。。

それとも里奈に何かあった?

連絡しなきゃ

震える手を押さえ

里奈に電話する・・・

プルルルルルルル

ピッ

里奈「う”う”う。。。。」

里奈が泣いてる?!!!

蚊の鳴くような声で

里奈「潤・・・タスケテ・・・。オネガイ・・イマスグ・・・。ゥゥゥーヒック ヒック」

潤『僕 以外の誰に泣かされたの?』

里奈「リンジン・・ヒックヒック 」

潤は震えが止まらない、これは怒りの震えだ。

里奈の美貌はもちろんわかってる。
競馬場でも里奈を舐めまわすような視線も見ている。

里奈が襲われても当然だ。里奈には隙がありすぎるのも知ってる。

僕の里奈に!!!!!!許せない
取り乱していた。

潤『里奈!しっかりして!』

里奈「ワカラナイヨ。。ナンデ。。ナンデ。。ダレ モ 里奈を心底。。」

ピッ ツーツーツー

潤『里奈!!!里奈!!!』

潤は震えが止まらないが冷静に判断しなければ・・。

明日の朝 みんなと一緒に帰国しなければならないが。。。

潤は支度をするとなにやら電話し
hotel部屋を飛び出した。

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