
愛の嵐
第42章 偶因×晴陰=衷懐
《和也時間》
俺は今、猛烈に急いでいる!
和「早くっ!早く帰らないと怒られるって!」
目的の物を買えたのに人混みに邪魔される
ただでさえ格好ががコレだから歩き辛いのに~!
可愛らしいミュールが音を鳴らす
和「だぁっ、くそっ、人が多過ぎる!」
信号が変わる前に渡りたい
ズレる眼鏡を直す為に顔に手を上げた
そのせいで右の視界を遮ってしまう
和「うぐっ、わぁ!」
??「うわっ!」
ドンっと強い衝撃に声を上げて後ろに倒れる
不安定な靴に踏ん張りが効かない
頭を打つっ!と覚悟したのに一向に倒れない
和「あれ?」
??「大丈夫?ごめん、余所見してたよ」
和「こ、こちらこそ・すぃ・・おう、じ?」
??「おう、じぃ?」
学校で王子と呼ばれる相葉雅紀だ!
彼はキョトンとして俺を見ていた
つか、やっぱりイケメンだなぁ
ついつい見惚れてしまう
相「君、大丈夫?」
和「あっ、は、はい!大丈夫です!」
腰を抱かれ支えられていた事に初めて気付いた
慌てて突き飛ばすように離れる
和「すいません、ありがとうございました」
相「えっ、うん」
和「失礼します」
相「あっ、ちょっと!あ~ぁ、行っちゃった」
その場を逃げるように走り出した
女装してるのも忘れて猛ダッシュしていた
俺は今、猛烈に急いでいる!
和「早くっ!早く帰らないと怒られるって!」
目的の物を買えたのに人混みに邪魔される
ただでさえ格好ががコレだから歩き辛いのに~!
可愛らしいミュールが音を鳴らす
和「だぁっ、くそっ、人が多過ぎる!」
信号が変わる前に渡りたい
ズレる眼鏡を直す為に顔に手を上げた
そのせいで右の視界を遮ってしまう
和「うぐっ、わぁ!」
??「うわっ!」
ドンっと強い衝撃に声を上げて後ろに倒れる
不安定な靴に踏ん張りが効かない
頭を打つっ!と覚悟したのに一向に倒れない
和「あれ?」
??「大丈夫?ごめん、余所見してたよ」
和「こ、こちらこそ・すぃ・・おう、じ?」
??「おう、じぃ?」
学校で王子と呼ばれる相葉雅紀だ!
彼はキョトンとして俺を見ていた
つか、やっぱりイケメンだなぁ
ついつい見惚れてしまう
相「君、大丈夫?」
和「あっ、は、はい!大丈夫です!」
腰を抱かれ支えられていた事に初めて気付いた
慌てて突き飛ばすように離れる
和「すいません、ありがとうございました」
相「えっ、うん」
和「失礼します」
相「あっ、ちょっと!あ~ぁ、行っちゃった」
その場を逃げるように走り出した
女装してるのも忘れて猛ダッシュしていた
