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愛の嵐

第46章 嬌泰×享受=双星

《二宮時間》

相「ね~ね~」
二「なに?」

スマホから視線だけを動かし相葉を見る
手にお菓子を持って俺に差し出した

相「ほい、お裾分け」
二「ん、あんがと。で、なに?」
相「大したことじゃないんだけどさ」

貰ったお菓子の袋を開けながら聞いていた

相「翔ちゃんて何であんなに完璧なのかな?」

出された名前に驚いて勢い良く袋を開けてしまう
お陰で中身が飛び出してしまった

相「も~!ニノ、何やってんだよ」
二「だって・・・開かなかったから、力入り過ぎたんだよ・・だって」
相「こんなに散らかして~!」

片付ける相葉を手伝いながら呟いた

二「お前がその名前口にしたからだろ」
相「えっ?何て言ったの?」
二「ごめんって言ったんだよ」
相「いいよ、気にしない気にしない」

ニコッと笑って許してくれる
でも正直内心では不安になっていた
もしかして翔さんの事好きなんじゃないかって

二「相葉さんて翔さんの事褒めるね」
相「俺、褒めてる?」
二「無自覚かよ」
相「褒めるってゆーか、そんけ~かな。俺には無い所をいっぱい持ってるからね」
二「まぁ、相葉さんには無いね、色々」
相「サラッと貶すな!」

スタッフと話す翔さんの背中を一瞥して相葉との会話に戻った
本当の翔さんはそんなんじゃないよ
相葉さんがガッカリするだろうし
あの翔さんは俺だけに向いてればいいから言わないけど

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