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愛の嵐

第6章 遠出の嵐

《松本side》

松「なぁ、旅行行かない?」
相「ん~?」

気だるいそうにこっちを向く
さっきまでの余韻に浸ってるんだろう
腕の中にいる恋人の目はもうすぐ閉じてしまう

松「おやすみ」
相「じゅん~・・すみ~」

おやすみが言えてないし
寝息が心地よく胸を擽っている

出来るだけ時間は作ってる
自分で自分を褒めたい
もちろん雅紀も褒めてあげたい
ただ、時間が短か過ぎるんだ
短い中で満たそうと相手を求めてしまう
折角の時間がそれだけで終わってしまった事もある
雅紀に負担を掛けてばかりだ
休みも合わなかったから仕方ないっと言い訳するには苦しいな
やっぱり休み合わせて貰おう

スヤスヤと眠る雅紀の頭から腕を抜きシャワーを浴びに向かう
今から仕事なんて酷すぎる
身仕度を整え雅紀の寝顔にキスを落とす

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