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愛の嵐

第6章 遠出の嵐

急いで家に入る
着替えを用意して、リビングに飲み物を取りに行く
テーブルを通り過ぎようとして、白い紙が目に留まる

松「なんだ?・・あ・・雅紀」

『 潤へ
仕事お疲れ様
俺も仕事に行ってきます
旅行って言ってたよね?
一緒に行きたいな
どこでもいいから
2人でゆっくりしたいな

大好きだよ
  雅紀   』

雅紀らしい字に笑みがこぼれてしまう
きっと書きながら恥ずかしかっただろうな
思い浮かべるだけで温かくなる
大事な宝物だな
引き出しに入れて部屋を出た

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