テキストサイズ

愛の嵐

第7章 遠方の嵐

出発二日前

メンバーでの収録
まさに収録中に隣の松潤が俺に言った

松「来週の海外ロケ超楽しみでさ~、相葉くん借りるね!最近可愛いから今からドキドキするよ」

はぁ?何言ってんの?
収録中にも関わらず松潤を睨みつける

櫻「雅紀に何かしたら許さねー!」
松「まだ何もしてないから」
櫻「は?まだって何だよ」
松「さ~ね~♪」

キレる俺を退けて皆の所に行く

相「怖い顔してるよ?どうしたの?」
櫻「雅紀!」
相「は、はい!」

あ・・怖がられちゃたよ
雅紀は悪くないんだよな
当たる所を間違えちゃダメだ!

櫻「ごめん。帰ったら話したい。聞いてくれる?」
相「うん・・聞くから怒らないで?」
櫻「八つ当たりしてごめんね。雅紀は何も悪くないからね」

不安そうな顔
そんな顔しないでよ
ますます俺の中で怖さが増すから

収録が終わると雅紀を連れて早々に現場を後にした
車の中でギュッと握られる手が熱い
俺が怒る事は滅多にないから不安で仕方ないんだろう

櫻「大丈夫だよ!雅紀が怖がる事ないんだから」
相「だって・・さっきの翔ちゃん見た事無いくらい怒ってたから」
櫻「自分でもあんなに怒ってビックリしてるよ」

小さく笑うと雅紀もホッとしたように笑ってくれた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ