愛の嵐
第8章 霧中の嵐
《大野side》
あぁ、またここに来たんだ
さっきまで雅紀くんの隣にいたのに
最近いつもここにいる
今隣にいるのは着物を肩から掛けただけの雅紀くん
いや、雅紀くんより少し小さい人
相「どうしたの?」
乱れた髪を整えながら訊ねる
整える手を取り上げ頬にあてる
大「いつ見ても綺麗だな」
はぁ?俺そんなキザじゃないけど
俺としているんじゃなくて、第三者として見てる感じ
夢って何でもありだな
色々適当なのは俺が適当だからなのか?
初めて来た時は焦った
現実と夢の区別がつかない
時代も曖昧
言葉だけは俺の使うもの
身長が違う
雅紀くんと入れ替わったみたい
相「そろそろ帰ろう。暗くなると危ない」
大「そうだな。迷うと困る」
近くに置いた馬の下に向かう
そこまでの道を二人手を繋いで歩く
薄紫のモヤが林の中を漂っている
誰も知らない、誰にも見つかってはいけない
禁断の恋
相「今度いつここに来れるんだろ」
大「近い内に来れるよ」
そっと引き寄せ口づける
頬を撫で微笑み合う
~~~!
相「智くん!お~い、起きて!」
大「あ・・戻った」
相「ずっとここにいたよ?」
あぁ、またここに来たんだ
さっきまで雅紀くんの隣にいたのに
最近いつもここにいる
今隣にいるのは着物を肩から掛けただけの雅紀くん
いや、雅紀くんより少し小さい人
相「どうしたの?」
乱れた髪を整えながら訊ねる
整える手を取り上げ頬にあてる
大「いつ見ても綺麗だな」
はぁ?俺そんなキザじゃないけど
俺としているんじゃなくて、第三者として見てる感じ
夢って何でもありだな
色々適当なのは俺が適当だからなのか?
初めて来た時は焦った
現実と夢の区別がつかない
時代も曖昧
言葉だけは俺の使うもの
身長が違う
雅紀くんと入れ替わったみたい
相「そろそろ帰ろう。暗くなると危ない」
大「そうだな。迷うと困る」
近くに置いた馬の下に向かう
そこまでの道を二人手を繋いで歩く
薄紫のモヤが林の中を漂っている
誰も知らない、誰にも見つかってはいけない
禁断の恋
相「今度いつここに来れるんだろ」
大「近い内に来れるよ」
そっと引き寄せ口づける
頬を撫で微笑み合う
~~~!
相「智くん!お~い、起きて!」
大「あ・・戻った」
相「ずっとここにいたよ?」