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櫻「智くん、ちょっといい？」

隣に来て話し出す
和は雅紀くんに飲まされている

二「なんだよ～」
相「いいじゃん！最近絡んでなかったし」
二「それは雅紀が翔さんといるからでしょ」
相「だから今絡んでるの！」

面倒くさそうだけど、ちょっと嬉しそうだな

櫻「横山と何かあった？」
大「あ～。あったような、なかったような」
櫻「それはあったって言うの！」

そうなのかな？
翔くんは雅紀くんに合図している
雅紀くんも分かっているようだ

相「忘れ物したから付いて来てよ」
二「やだよ！翔さんと行けばいい！」
相「俺は和と行きたいの！ほら～」

渋々立ち上がり付いて行く
腕を引っ張られ嫌そうに出て行く

相「行ってきま～す」
櫻「気をつけてね～」

和をこの場から引き離した事に気付いた

大「はぁ。で、話せばいいの？」
松「そうじゃなくて、智くんの気持ちが知りたいんだ」

はぁ？俺の気持ち？

櫻「ほらぁ、やっぱり自分で気付いてない！」
錦「致命的やん！横に持ってかれるで？」

かなりショックだ！
錦戸にまで言われるとは思ってなかった

松「智くん、和の事どう思ってる？見てるこっちがハラハラするんだけど」
櫻「潤！急かすのはダメだよ？智くん、教えて？」

なんだよ、俺より俺の事知ってるみたいな言い方
俺が自分に対して鈍感なのか？
確信はあるけど確かめてもいいかな