テキストサイズ

愛の嵐

第11章 宴舞の嵐

《松本side》
俺は見惚れている

松「キレイだなぁ」

ボソッと呟いてしまう
羨ましかった
俺には無い物だから
でもそれが憧れに変わって

恋に進化した

相「どうした?ボ~ッとしてるよ?」
松「あ、いや、何でもないよ」
相「そう?なら、続きから行くよ!」

二人でダンスのレッスン
つっても、俺が誘って相葉くんは来てくれたんだ

相「それにしても、俺が教える事なんて無いのに。リーダーの方が最適だよ?」

二人になりたかったからだよ!
全く気持ちに気付いてくれない
こんなに好きなのに

松「リーダーはダメだよ。面倒くさがりだからね」
相「ははっそれは言えてるな」

笑うと可愛いんだよ
でも踊ると妖艶な雰囲気出すからそのギャップに参ってる

相「んじゃ、ここの腕ね?」

しなやかにしなる腕
指先の動きにドキドキする

松「こうかな?」
相「ん~、ここがね、こう・・・」

俺の腕や脇腹を触りながら教えてくれる
触れられるだけで余計に固くなる体

相「教えるの下手でごめんね」
松「いや、俺がダメなだけだから。ごめん」

頭を撫でながら相葉くんは優しく笑う

相「一緒に頑張ろうね!松潤ならすぐに出来るよ」
松「ありがとう!相葉くんにお願いして良かったなぁ」

嬉しそうに微笑む
俺はその笑顔を自分にだけ向けて欲しい
そう願わずにはいられない程に恋焦がれている

相「俺松潤のその笑顔好きだなぁ!モテるでしょ?」

あ~もう!
他の誰かじゃなくて
相葉くんにモテたいんだ!

松「モテないよ!」

笑顔が好きって所だけは嬉しいから胸にしまっておこう

ストーリーメニュー

TOPTOPへ