愛の嵐
第11章 宴舞の嵐
松「雅紀とリーダーのダンス格好いいなぁ」
相「リーダーはソロ以外も気合い入れるともっと格好いいよ!」
松「それは言えてる!」
どんどん曲は進んでいく
松「Monsterの~心を抱いて~の所なんだけどさ」
相「うん?それがどうしたの?」
松「あの動き教えて?」
あれかぁ
どう教えたらいいのかな?
教えるって難しいんだよなぁ
ん~と、そしたら~
相「潤は立って、俺は後ろに立つよ?体の力抜いててね」
後ろから腰と肩に手を回し密着する
そのまま体を波打たせるように動く
相「潤?力抜いてくれないと出来ないよ!」
松「あ、う、うん」
ふっと力が抜けるのを感じて、もう一度動いてみる
柔らかく膝から腰、肩までを動かす
相「こんな感じだけど分かった?」
松「う、うん」
なんで変な返事してるんだ?
何か変な事した・・・あ~~!
やっと自分の今の状態に気付く
俺、潤を抱き締めてます
首筋から漂う香りにクラッとする
プツッと頭の中で何かが切れた音がした
相「潤!」
松「な、何?・・んんっ!」
振り向いたその唇を奪った
少し厚めの唇は柔らかくて温かい
肩に回した手は顎を掴んで逃がさない
松「んふ・・っん、ま・さき」
名前を呼ばれて正気を取り戻す
慌てて手を離し体を遠ざける
相「あ、ごめ・ん。俺・・ごめん」
松「あはは、大丈夫だよ!気にしないでいいから」
相「で、でも。やっぱりごめん!気持ち悪かったよね」
松「柔らかかった」
相「へ?」
松「雅紀の唇は柔らかかった!ご馳走さま」
呆気にとられた
奪ったはずなのに、奪われた事になってる
相「あ、いや、お粗末様でした」
松「なんだ、この会話!」
笑ってる
怒って殴られるかと思ったのに
潤は俺を気遣ってくれてる
こんな気遣いが出来る潤が好きなんだ
手を伸ばして触れても潤は逃げなかった
相「手、繋いでいい?」
松「あ・・うん」
初めて潤が本気で照れる姿を見た
可愛過ぎて抱き締めたくなる衝動を俺は必死で抑えていた
相「リーダーはソロ以外も気合い入れるともっと格好いいよ!」
松「それは言えてる!」
どんどん曲は進んでいく
松「Monsterの~心を抱いて~の所なんだけどさ」
相「うん?それがどうしたの?」
松「あの動き教えて?」
あれかぁ
どう教えたらいいのかな?
教えるって難しいんだよなぁ
ん~と、そしたら~
相「潤は立って、俺は後ろに立つよ?体の力抜いててね」
後ろから腰と肩に手を回し密着する
そのまま体を波打たせるように動く
相「潤?力抜いてくれないと出来ないよ!」
松「あ、う、うん」
ふっと力が抜けるのを感じて、もう一度動いてみる
柔らかく膝から腰、肩までを動かす
相「こんな感じだけど分かった?」
松「う、うん」
なんで変な返事してるんだ?
何か変な事した・・・あ~~!
やっと自分の今の状態に気付く
俺、潤を抱き締めてます
首筋から漂う香りにクラッとする
プツッと頭の中で何かが切れた音がした
相「潤!」
松「な、何?・・んんっ!」
振り向いたその唇を奪った
少し厚めの唇は柔らかくて温かい
肩に回した手は顎を掴んで逃がさない
松「んふ・・っん、ま・さき」
名前を呼ばれて正気を取り戻す
慌てて手を離し体を遠ざける
相「あ、ごめ・ん。俺・・ごめん」
松「あはは、大丈夫だよ!気にしないでいいから」
相「で、でも。やっぱりごめん!気持ち悪かったよね」
松「柔らかかった」
相「へ?」
松「雅紀の唇は柔らかかった!ご馳走さま」
呆気にとられた
奪ったはずなのに、奪われた事になってる
相「あ、いや、お粗末様でした」
松「なんだ、この会話!」
笑ってる
怒って殴られるかと思ったのに
潤は俺を気遣ってくれてる
こんな気遣いが出来る潤が好きなんだ
手を伸ばして触れても潤は逃げなかった
相「手、繋いでいい?」
松「あ・・うん」
初めて潤が本気で照れる姿を見た
可愛過ぎて抱き締めたくなる衝動を俺は必死で抑えていた