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愛の嵐

第11章 宴舞の嵐

《松本side》
何なんだ?
勝手な事言って
恋人でもないくせに

~♪~♪~♪
松「はい!何?」
櫻『こっちも怒ってるよ』
松「こっちもってなんだよ」
大『相葉ちゃん怒ってたよ?』
松「はぁ?何で怒ってんだよ。ムカついてんのは俺なんだけど?」
櫻『何があったのか話してみて?』

さっきの出来事を話す
少し落ち着いてきたけど、俺は間違ってない

櫻『松潤が悪いね』
大『俺もそう思うよ』

はぁ?何でだよ?
しかもスピーカー使ってるから二人の会話も聞こえて面倒くさい

櫻『相葉くんの情報は正確だからね』
大『そうそう!本人あんなだけど、可愛がられてるから皆が確かな情報くれるらしいよ』

うそ・・・だろ?

松「でも、だって、恋人でもないのに・・」
櫻『普通メンバーの心配するでしょ?』
大『恋人って括りに縛られすぎだな』

そうだ!
そんな情報が入れば普通は心配する
俺だってそうする
雅紀はそうしただけなんだ
なのに、俺は・・・

松「お、俺酷い事言った」
大『謝らないと!』
櫻『でも、かなり怒ってたからなぁ。ちょっと様子見てから謝りなよ』
松「ぅん、そうする。ありがとう」

呆然としたまま電話を切った
雅紀に合わす顔も無いし
何て謝ればいいのか分からない

嫌われたかな・・・

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