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愛の嵐

第11章 宴舞の嵐

《相葉side》
迎えに来てって言われて嬉しかった
潤と少しでも一緒にいれる
それに、今日は伝えておかないといけない事がある

松「お待たせ」
相「ん、いいよ!」
松「本当に来てくれるんだね」
相「え?来ない方が良かったの?」
松「そんな事ないよ。ありがとう!」

照れたように笑う
それが可愛くて頭を撫でてしまう

車を走らせ潤の家に向かう

松「もうすぐツアーだね」
相「そうだね~。楽しみだよ!」
松「今年も趣向を凝らした舞台を用意しております」
相「それはますます楽しみですなぁ」

ツアーに向けて気合い十分だな
潤の家が近くなる
話しておかないと

相「あのさ、話しておかないといけない事があるんだ」
松「え・・な、何?」
相「言い辛いんだけど。潤の友達から良くない噂が出てて、記者に狙われてるみたいなんだ」
松「何それ?」
相「内容は知らないけど、潤には気をつけて欲しいんだ」

しばらく無言だった潤が口を開いた

松「恋人でもないのに!お節介だし、迷惑だ!・・帰る」

バンっと強くドアを閉めて車を降りた
心配して言ったつもりだったのに
潤が困らないようにって思ったのに
お節介・・・迷惑?
なんだよそれ!

相「好きにすればいい」

アクセルを踏み込んで走りだす

~♪~♪~♪

相「もしもし、翔ちゃん?」
櫻「どうしたの?」
相「悪いんだけど、ニノどうにかして?それから松潤の事も頼んだよ。俺もう嫌だ」
櫻「え?ちょっと、松潤って・」

言うだけ言って電話を切った
すぐに折り返し掛かって来たけど
俺が取る事はなかった

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