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愛の嵐

第13章 秋宵の嵐

《櫻井side》

肌寒くなってきたなぁ
俺の隣で寝てる雅紀に薄い毛布を掛ける

相「ん・・翔ちゃん」
櫻「ごめん、起こした?」
相「さむっ・・来て?」

毛布を上げて温もりに誘う

櫻「ん、暖かいね」
相「何考えてた?」

ドキッとした
何で気付くんだろう
よく見てるんだなぁ

櫻「何でもないよ?」
相「嘘はいけないなぁ。翔ちゃんの変化に気付かない俺じゃないよ?」

適わないな

櫻「実はさ・・」

本当は隠したかった訳じゃない
ちょっと言い辛かっただけなんだ

櫻「雅紀に勉強教えろって」

・・・・・

相「は?勉強って・・べんきょ~?」

そうです!
お勉強♪いやぁ、楽しいな~
俺は嫌いじゃないもん
雅紀はめちゃくちゃ嫌そうだけどね

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