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愛の嵐

第13章 秋宵の嵐

《相葉side》
5人揃っての仕事の日が来た
翔ちゃんと今日皆に話そうって決めた
・・でもいざとなると、上手く話せるか心配だよ 

櫻「大丈夫だよ!」
相「翔ちゃん」

柔らかく微笑んでくれる
あ、俺は一人じゃないんだな
二人だから大丈夫!

楽屋の扉はいつもより重く感じた

相「おはよ~」
櫻「おはようございます」

ニ「はよ~」
松「う~っす」
大「お~」

何だ?この気の抜けた空気
いやいや、今こそ男らしく!

相「あのさ、話があるんだ」

皆が顔を俺に向ける
怯みそうになる俺の横に翔ちゃんが立つ
グッと翔ちゃんの肩を掴み

相「俺たち付き合う事になりました」

・・・・・


おい~!誰か反応しろ
余りに続く沈黙に俺たちは戸惑う

漸く聞こえた声は

松「何でそうなった~!」
ニ「返せ~!」
大「やっと言ったな」

三者三様の発言・・ってか叫び?
リーダーは意味深だけど
今は気にしてられない

相「こないだの、花火の日の事があって自分の気持ちに気付いたんだ」
櫻「俺も同じなんだ」

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