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愛の嵐

第13章 秋宵の嵐

壁に映る星を見ながら穏やかに時間は過ぎる

相「ねぇ、翔ちゃん」
櫻「なぁに?」
相「俺に勉強教えて?」
櫻「はぁ?嫌いだって言ったじゃん!」
相「嫌いだけどさぁ、星の勉強だったら嫌じゃないと思うんだ~」
櫻「ふふっ、そうかもね♪じゃあ、一緒に勉強しようね!」

見上げたままの会話

相「それとさぁ、皆に俺たちの事話そう」
櫻「それは俺も思ってた。でも一年前からって言い辛いね」

ずっと黙ってたのはなんだか申し訳ないし、悪い事してたみたいな気になる

相「そこはさ、昨日のがキッカケって事にしてみない?」
櫻「ははっ!それはいいねぇ♪」

それだたら気楽になれる
嘘をついてしまうけど、それが誰も傷つけない方法だろう
ガッカリする人はいるだろうけどね

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