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愛の嵐

第14章 懐抱の嵐

《大野side》

大「こっちかな?いやぁ、こっちも棄てがたいなぁ」

静止画像を眺めながら悩む
今の俺は煩悩に占められている

大「どっちも描こう!うん、それがいい」

しかも独り言なんだな
アトリエには俺一人
趣味以上の趣味がある

大「よし、今日はこの雅紀君を描くぞ♪」

そう!雅紀君を描いている
本人の了承は貰ってないし、言うつもりもない!
恥ずかしくて言える訳がない
例え恋人であっても無理なものは無理

大「さて、描きますかぁ!」

雅紀君が来るまで時間はあるな
俺はアトリエにずっと籠もっていた

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