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愛の嵐

第15章 激写の嵐

《二宮side》
やば~い!
考え過ぎて寝坊しちゃったよ!
しかし、どんな顔して会えばいいんだ?
浮気を許した訳じゃない
けど仕事だから顔を合わせない訳にはいけない

二「仕事はきっちりしないとな」

控え室までを猛ダッシュ!
バンッ!

櫻・松・相・大「うおっ!」

みんな驚いてる
勢いそのままにドアを開けたからなぁ
って、何で皆で雅紀を取り囲んでんのさ

二「浮気者!」

叫んでしまった!
冷静にカッコ良く言うつもりだたのに

櫻「ほら、やっぱり」
松「マジか!」
大「何で?」
相「知らないよ」

二「コソコソされるとムカつくんですけど」

途端に静かになる
何で浮気者と仲良くしてんだよ!
浮気された俺を慰めろよ!

櫻「ニノは何で怒ってるの?」
ニ「はぁ?何言ってるんですか?新聞見てないんですか?何で浮気者と仲良くしてるんですか?」
櫻「え、いや・・ちょっとみんな~」

八つ当たりですが、何か?
皆またまたビックリしてるけど、俺おかしくなってないよ!

相「浮気者って俺?」
松・大「浮気者?」
ニ「他に誰がいるんですか?」

はぁ~

盛大な溜め息が皆から聞こえた

櫻「ニノ~、とりあえず落ち着いてみようか?」
ニ「落ち着いてます!」
松「そうは見えないけど」
ニ「そうなんです!」
大「まぁ、お茶飲め」
ニ「飲みません!」
相「ニノ・・みんなの話を聞いて?」
ニ「・・・」

口なんてきいてやるもんか
聞いてるから答えてる
間違ってないじゃない
何なんだよ、さっきから
俺が悪者みたいじゃん

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