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愛の嵐

第17章 氷魚の嵐

《松本side》

松「もしもし?」
彼女『もしも~し』
松「何だよ?」
彼女『相変わらず冷たいなぁ。そんな所も好きだけど♪』
松「用が無ければ切る」
彼女『分かった~!もう。今日家に行ってもいい?』
松『今日はパス。予定あるから』
彼女『え~!残念。じゃあ、またね~』

予定なんて無いさ
面倒だから断ったんだ

櫻「雅紀くん、帰ろ?」
相「あ、うん・・帰ろっか」
二「どうした?元気なくない?」
相「うぅん、何でも・・な・・い」

ガタンと大きな音を立てて相葉くんが倒れてしまった

櫻「雅紀・・え?」
松「おい、大丈夫か?」

抱きかかえて意識の確認をする
意識が無い?
・・いや、熱だ!

松「救急車呼んで!急げよ!」
二「あ、は、はい!」
櫻「俺が運ぶよ!」
松「いいよ、このまま俺が運ぶ!」

荷物と相葉くんを抱えた
翔くんの申し出を断り部屋を出る

櫻「松潤?」

廊下を歩く途中でマネージャーに話をする

松「救急車は呼んでる。一緒に乗るから後頼むわ」
マ「俺行きましょうか?」
松「いや、じゃあ後ろから付いて来て」
マ「はい、分かりました」

救急車のサイレンが聞こえる
なんでこんなに必死なんだろう
俺は相葉くんと病院に向かった

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