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愛の嵐

第19章 番外編の嵐~暗色×白色=無色~

二「上がったよ~って・・あらら」

ソファーに転がってる潤が見えた
考え過ぎたかな?
可愛いとこあるんだよなぁ♪

二「好きだから何しても許すよ!」

ちょっと強引なくらいが嬉しい
そうでないと素直になれない俺はいつまでも何も出来ないんだから
いつもキュンとしてるの知らないだろ?

松「ん~?あ、和♪」

ギュ~ッと抱き締められる

二「かわいいなぁ。よしよし♪」

寝ぼけてるよ~
撫でて上げると少し覚醒してきたのか
身体が固まっていく

松「あ・・・俺・・寝ぼけて」
二「うん、可愛く『かず~っ』て呼んでくれたよ」
松「うわっ最悪!可愛いとか有り得ないし」
二「有り得たよ!超可愛かったもん♪」

真っ赤になりガックリとうなだれた
その姿が可笑しくて笑ってしまう
こんな情けない所も愛しいんだよ!
なんて素直じゃないから言えないけど

松「あ~、寝てたんだ。ごめん」
二「いいよ!疲れてたんだね。もう寝る?」
松「嫌だ!」
二「嫌だって、子供みたいだよ」
松「可愛いの次は子供って。今日は和に勝てない気がするなぁ」

またうなだれる
俺を楽しませてくれるなぁ
突然チュッとキスされて

松「シャワー浴びて目覚ましてくる!寝ないで待ってて」
二「はいは~い!寝てたのは潤だけどね~」
松「うるせ!」

笑いながら浴室に行った
こんな時間も大好きだ
潤と過ごす日常が、些細な出来事が幸せに感じてる

素直になりたいなぁ

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