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愛の嵐

第20章 諷意の嵐

《大野side》

松「何でこうなったの?」
二「こないだのご飯の後何があった!」

言うから迫るなよ~

櫻「さぁ、話してもらいましょうか」

黒櫻井全開だな、おいっ

大「はぁ~、話すよ・・」

先日の出来事・・エッチの事以外・・を全て話した

櫻「逆効果だったかぁ」
松「俺達を見てもらおう作戦は失敗したんだな」
二「残念以外の何物でもないなぁ」

ガックリと肩を落としてしまう

大「抜け駆けみたいになってごめん」

ニヤリと怪しい笑みを貼り付けた翔ちゃんが

櫻「いやいや、まだチャンスはあるさ」
松「そうだよなぁ♪諦めた訳じゃないから」
二「隙あらばって狙うから気をつけてね~」

なんだと?!
俺はこんな男前達から雅紀くんを守るのか!

櫻「今から尻込みしないでよ?」
松「泣かせたら許さないから!」
二「大事にしなかったら・・・分かってるよね?」

あぁ、ヤッパリ皆は本気なんだな
でも今は俺だって負けてない!

大「もちろん!泣かせないし、誰にも奪わせない。皆にも負けないから!」

不敵な笑みで応える

拳を突き合わせ

櫻「これからはライバルとしても宜しく」
松「気ぃ抜いてたらいつでも行くよ!」
二「まだまだこれからだよ♪」
大「絶対守るから、俺の恋人」

これからも争奪戦は続くみたいだ
でも大丈夫!
二人だから負けないさ♪
だよね、雅紀くん

相「皆そろそろ帰って来てよぉ。一人ぼっちで寂しいよ~!」


end

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