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愛の嵐

第3章 流麗の嵐

《大野side》

最近ゆっくり出来ないなぁ

忙しい事はありがたいと思う
でも、そんな性分じゃないんだよ
本当は好きな事して生きて行きたい
隣に相葉ちゃんがいればそれでいいんだ

あ~、遠くで雷が鳴ってる
雨が降るのかな?
ぼんやり外を眺めて溜め息を吐く

相「どうしたの?溜め息なんて珍しい」
大「ん~?別に~。」

素っ気ない態度をするつもりは無かったんだけど
いや、これが普段通りかな?

相「ならいいけど。そういえば、今度の休みどうする?」
大「考えてるよ。開けといてね?」
相「うん、分かった♪」

ウキウキを体現しながら自分の席に着く
控え室には皆がそれぞれ好きな事をしている
それを横目に眺めて相葉ちゃんに視線を移す
と目が合った
あれ?もしかしてずっと見てたの?
相葉ちゃんはクスッと笑って携帯に視線を落とした

スッキリしない気持ちで今日の仕事を終わらせる

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