テキストサイズ

愛の嵐

第28章 夢魔×具有=メイド服

《櫻井時間》

あ~、やっぱり
智くんの部屋のドアから雅紀と覗き見る

相「翔ちゃん、覗きって・・エロっ」
櫻「見なきゃいいのに」

二人に目をやると

相「あっ・・・」

ニノが俺達を見ていた
智くんを舐めながら視線が絡まる
誘うような瞳から目が逸らせない

相「し、翔ちゃん」
櫻「ん?どうしたの?」
相「向こうに戻ろ!」

袖を握られその場を後にする
足早にリビングに戻ろうとしていたら

松「ただいま~」
相・櫻「おかえり」

潤と鉢合わせてしまった

松「ニノは?」
櫻「あ~、今はダメだな!」
松「ダメって何が?」
相「今は智くんと一緒にいるからね」
松「なるほどね。それは邪魔出来ないな」

うわ~、超ガッカリしてるし

櫻「まぁ、お茶でも飲んで待ってよう」
松「あぁ、そうだね。それより・・」

ん?なんだ?
俺達をマジマジと見てくる

松「いつから二人はそんな関係に?」

手を繋いだような状態の俺達

相「いや、これは」
櫻「リビングに戻ろうとしてただけだよ」
松「手を繋いで?」
櫻「うん、そうだよ♪仲良しだからね」

改めて手を繋いで歩き出す

松「あっそ。なぁんだ、仲良しなだけか」

何を残念がってるかは分かるけど

櫻「残念だったね」
松「まったくだよ!」

話について行けない雅紀は不思議顔のまま手を引かれていた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ